前回、前々回と士業の仕事の本質のお話を書きました。
士業の仕事の本質は困っている人を助けることでしたね?
そうするとお客様の姿ジワジワ見えてくるようになるはずです。
ですが時々困ったことに「そんなもの見えない」という方もいらっしゃいます。
困っていること、困っている人をイメージできないために見えないのですね。
自分の事務所の扉をノックする人が見えないのですね。
そうですか。ではちょっと違った視点から考えてみましょう。
独立間もない人にはちょっと難しいかもしれませんが、過去から見つけてみましょう。
見つけ方のコツはお客様から言われた一言を思い出すこと。
そうすると困っていたことを解決してくれたことへの感謝の言葉や、その人が困っていた事象を思い出すでしょう?
もしそういうものが特定の分野に偏っているならば、それは他人(お客様)から見たあなたの得意技です。
偏っていなくても似たようなカテゴリーに入っているように思えるなら、そこをブラッシュアップしていけばあなたの得意技、つまりはお客様へのアピールできるとても強い材料になります。
お客様が困っていることを見つけられないということならば、過去から探し出してください。
これなら問題なくできるでしょう?
世の中には困っている人がたくさんいます。
それは士業の世界に限ったことではなく、ありとあらゆる世界にいます。
それがビジネスチャンスです。 つまり困っている人を探し出すことができればビジネスチャンスを手にすることができるわけです。
だからくどいようですが困っている人を助けるのが士業の仕事とお話しするのです。
